アーバンリング工法は都市域の厳しい施工環境に向けて開発した都市型圧入ケーソン工法です。アーバンリング(分割組立型土留壁)を用いたシステム工法で、多目的に対応できます。

◎近接構造物や周辺の地盤に影響を与えず安全である。
◎地盤改良の必要がなく、地下水への影響がない。
◎振動・騒音が少ない。

◎高精度な鉛直性が確保できる。
◎高い止水性が確保できる。
◎沈設時に作業員が坑内に入らず安全である。
◎空間利用の連続作業で工期の短縮が図れる。
◎部材がセグメントのため扱いやすい。

◎昇降自在な沈設装置により、平面的に狭隘な施工ヤードにも対応できる。
◎上空制限(高架下・屋内)にも対応できる。
◎一時占用帯(路面覆工下)の施工にも対応でき、路面解放が可能である。

◎形状:円形・小判形
◎外径:3m以上
◎深度:70m程度まで
◎土質:軟弱シルト・粘土・砂・礫・軟岩・中硬岩

アーバンリングの傾き、方向を計測する傾斜計や、沈設量を計測する沈下計などからの情報をコンピューターで処理し、画面表示します。
この情報によりアーバンリングの制御方向と大きさを決定して、圧入用の油圧ジャッキを制御します。